日焼け止めの紫外線錯乱剤のデメリットは
紫外線錯乱剤ってなに?
紫外線錯乱剤は、紫外線を跳ね返して、肌を守ってくれる成分です。
【特徴】
・皮膚から吸収されないで、 表面で紫外線A波とB波を跳ね返してくれる 。
・2mg/㎠ほど塗れば、表示されているSPF値の効果がある。それ以下だと、効果は半減する。この量を塗ると、白っぽくなる。
・酸化亜鉛や酸化チタンが入っている紫外線錯乱剤は、紫外線に当たると、活性酸素を産みだす性質 がある。
【デメリット】
・汗に弱い
・クリームが固くてなじみにくい
・白浮きしやすい
活性酸素を作る紫外線錯乱剤は
マクロ粒子ぐらいの大きさのクリームよりも、ナノ化している粒子の方が、肌とくっついている面積が広くなるので、活性酸素が発生する量が増える。
そのため酸化亜鉛や酸化チタンをコーティングして、直接、肌に触れないように作られた紫外線錯乱剤のクリームもあります。
そのコーティング剤には、合成界面活性剤や合成ポリマー、シリカなどが使われています。
活性酸素の害を防ぐため、ウォータープルーフにするため、使用感をよくするために、成分がコーティングされています。
びっくりですよね。あの手この手を使って、商品開発って行われてるんですね。
製品を選ぶポイント
・粒子の大きさは、ナノか、ナノじゃないのか?
・その粒子は、どんな材料でコーティングされているか?
お肌に負担をかけたくない人、オーガニック系が好きな人は、この二点を調べて、製品を購入したいですね。
★サンスクリーン(日焼け止め)選びのときに気になる成分
記事 → 紫外線吸収剤って毒性があるの?
★天然の植物オイルが日焼け止めになる
わたしのセルフケアノート★美容編(日焼け止めの注意点)