お家で簡単自家製★炭酸風呂(炭酸泉)の作り方
温泉地やスーパー銭湯に行かなくても、炭酸泉は自分でも作れます。
とっても手軽にできるので、知らなかったら損かも。この小さな泡の粒々たちを、お家でゆったりと感じて、体験できるのはわたしにとって、とってももうれしいこと(^^♪
お肌をきれいにするには、血液の流れをよくするのが必須だから、美容家さんたちにも人気みたい。ドイツでは、高血圧症や心臓病の治療に、炭酸泉浴が利用されているんだってよ。
炭酸泉の材料
【150リットル(一般的なサイズの浴槽)の場合】
・お湯(温度は36~40℃位)
・重曹(食品グレード以上のもの)250g
・クエン酸(食品グレード以上のもの)210g
正式名:炭酸水素ナトリウム
化合式:NaHCO3
弱アルカリ性(pH8.2)
・食品グレードのものは、食品工場でしか作れないから。
・食品と化粧品を作っている工場は、 管理が厳しく、菌のコントロールをしているので、安全度が高くなるんだって。
炭酸泉の作り方
1.お風呂にお湯をためる。
3.2にクエン酸を入れたら、そーっと軽~く混ぜる。
クエン酸を入れた後は、ゆっくり入る 。
( 炭酸ガスはデリケートだから、じゃんじゃん混ぜると、泡が消えてなくなってしまう 。泡が減ると、いらなくなった角質をとってくれなくなるし、効果も下がる。)
【精油を使いたい場合は】
天然の塩やはちみつに、精油を数滴たらして
お風呂に 重曹を入れる前に お湯に溶かしておく。
炭酸泉を作るときのポイント
・重曹は良くかき混ぜて、全部、溶かしてしまう。
この順番を守らないと、炭酸の泡が出ないので気をつける。
・クエン酸を入れた後は、溶けていけば、小さな泡の粒々たちがたくさん出てくるので、ほぼかき混ぜないでおく。
なぜなら、炭酸ガスはデリケートな性質なので、揺らすと抜けていき、ちいさな泡の粒たちがなくなっていく。
・ 40℃を超えると、炭酸ガスが抜けていく 。36-40℃が適温なので、夏向きかなとも思う。
材料選びで気をつけたいこと
【曹達(炭酸ソーダ)】
・曹達は、重曹(炭酸水素ナトリウム)とは違うので、間違えないこと。
・アルカリ性が高いため、表皮を溶かしてしまう恐れがあるので、絶対に使ってはダメ!目に入ったら危険な場合もあるよ。
自宅で炭酸風呂の楽しみ方と効果
・20分以上の入浴で、血行が良くなってくる。
・2分くらい浸かると、お肌の表面(角質層)をやさしく洗浄してくれる。
・頭からお風呂につかれば、シャンプーやボディソープなしで汚れが落ちる。
・体臭を予防する。
・日焼けした日は、炭酸風呂で全身のお手当するのもいいよ。
・お肌には炭酸水だけより、プラスして美容液もつけた方がうるおい効果は高い。
・かかとのカサカサした角質もとってくれるので、余計なものがなくなって、つるつるかかとになる。
・冷えが大好きなセルライトの予防になる(プラスして、マッサージもやると効果が出やすくなる)。セルライトをなくすには、血行を良くすることの継続することが大事。
【ゴースト化した毛細血管がよみがえる】
・毛細血管の量は、年齢とともに、少しづつ減っていく。
・一般的に60~70代くらいの人は、20代に比べると、毛細血管が4割も減っている。
・お風呂には20分以上つかると、血行が良くなって、ゴースト化した(働かなくなった)毛細血管に血液が少しづつ流れ始める。
・ 皮膚に酸素が届かないと、シワやシミなどの原因になる し、臓器(肝臓や肺など)の毛細血管が減ると、その機能も下がってしまう。だから、血流をよくするって、基本の基本で大事なこと。
【なぜ炭酸泉は良いのか】
炭酸ガスは分子が小さいので、皮膚から入り込むことができる。そして、毛細血管が開いて、血液の流れが良くなるのです。全身の血液の流れが良くなると、老廃物を出しやすくする働きがあり、美しくて健康な肌への道とつながる。
【炭酸で洗うと、べたべたするのは】
・皮脂がたくさん出てるからべたべたする。シャワーで洗い流せば問題ない。
・汚れがひどい場合は、シャンプーをした後に、炭酸泉で流すといい。
・炭酸泉に塩を入れた場合もべたべたする。
【アトピーの方は】
・ お風呂の温度を低めにして入る。
・アトピーが悪化しているときは、痛くなるかもしれないので、炭酸風呂には入らないことをおすすめ。
・アトピーがカサカサのときは、入ってもOK!
お風呂だけでなく、バケツや洗面器で、足湯や手湯にしてもいいよね。
それに炭酸風呂をした後のお風呂掃除は、皮脂の汚れが取れやすくなるのもうれしい。
わたしはバスクリン入りのお風呂につかるより、自分で作った炭酸泉に入りたいと思う。古くなった角質取りや頭皮のケアもかねて、2週間に1回は入るようにしてる。
わたしのセルフケアノート★美容編